読書の秋 はじまりました

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作家、高田郁さんのデビュー作品となった「出世花」。
昨夜も再度読み直して号泣してしまった片野です。
続編がでたらいいのにと心待ちにしていました。

「蓮花の契り」は再度、生きることの意味を問い、
人の死と向き合う愛情溢れる物語となっています。

主人公が訳あって墓寺にて、「三昧(さんまい)聖(ひじり)」となり
湯灌場に立つ仕事を選びます。
真摯に死者を弔い安らかに浄土へ旅立たせることに心を尽くし、
その遺族にも深い感銘を与えます。

続編は縁あって再開した母親の願いを叶え町娘として生きるのか、
三昧聖としての人生を全うするのか…。
岐路を迎え複雑に絡まりあう運命が更に感動の展開となります。

永遠の別れを心に受け止めるのは大変難しいことです。
大切な人であることはわかっていたのに生前にもっと…
と悔いが残り辛いものです。
そんな悲しみもいつか癒える日が巡りくる、と教えてくれた本です。

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