羊と鋼の森

20170501

はて何のこと?とお思いでしょう。
それはずばりピアノのことです。

黒塗の中身を覗くと
フエルト(羊)のついたハンマーが
弦(鋼)を叩いて音が生まれるのです。

森という自然の中で育った少年が
初めてピアノの調律を目の当たりにして
この世界には美しいものがあり、
自分が様々なものと繋がっていることに気づきます。

才能・努力・嫉妬・諦め・後悔・希望
どんな感情からも目を背けない主人公が
調律師としてもがきながらも
一歩一歩まっすぐに進みながら成長していく物語です。

比較的多読な宮田がここしばらく出会った中で
久々に読後感の清々しい本でした。

2016年本屋大賞のこの作品
来年映画化されるそうです。

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